1に練習2に練習3、4も練習5も練習
先日髪を後輩の平田さんに切ってもらいました。
「後輩に髪を切ってもらう」
これって、僕は凄く嬉しい事です。
美容師やってるな!感があるからです。
後輩が先輩の髪を切るって頑張ってないと出来ないからね。
平田さんの場合は神戸で2年半ブライダル関係でヘアメイクの仕事をしていたこともあって、1からの教育は不要でしたが、カラーやパーマ、カットは一緒に頑張った結果、スタイリスト目前まで来ました。
カットにも余裕の表情があります。
◼️ 教える側、教わる側
これは、1年と10カ月前入社して間もない頃です。
教える側は、技術はもちろん教える事、知識は伝える事。
教わる側は練習して勉強して、時間をかけて積み上げて行きます。
でも僕らが知っている情報と、後輩の知っている情報が一致するとは限りません。
「俺の時代はこうやってきた!」
「昔はこんな事やっていた!」
「だから技術はこうだ!」
・・・って言っても
「でもそれは、今じゃないでしょ?」
「今は何をしてるんですか?」
後輩からの質問にキチンと答えてあげれるように情報を沢山蓄えて、今の美容業界を知っておく必要あります。
上から頭を押さえつける教育では後輩は育たないし、口だけでは尊敬もしてくれません、尊敬して信頼してくれないと教育は無理なんです。
アシスタントはスタイリストの手足ではなく同じヘアクリエーターだからです。
もちろんスタイリストになりたいという気持ちは大前提です。
後輩は前に進む、先輩はもっと前に進む。
僕らはヘアサロンで働く美容師ですから美容の仕事を通じて共に成長しなければならない。
今はフェイスブックやインスタグラムで自ら沢山の情報を発信を出来ます。
これは平田さんのインスタグラムですが
モデルさんのスタイルを多くアップしてます。多くの美容師さんが当たり前のようにしてます。今の時代必要だからですよね。僕が美容師になった時はありませんでした、だからこれも勉強して必要性を見出す。
遅くまで練習してSMS投稿して、1日の時間のほとんどは美容の仕事で終わる。
こんなに後輩、アシスタントが頑張っているのに先輩スタイリストが怠けてはダメでしょう?
後輩の姿に教わる事も多々あります。
だから僕も練習、勉強の繰り返し。
教える側、教わる側は上下関係で決まるものではないと思っています。
1に練習2に練習、3、4も練習5も練習です。
美容室リグレッタ
高知市北本町3丁目9番3号
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