高知の美容師青木が書くブログ

心に落ちて来るものや、髪の毛、美容に関する事を書くブログです。

あなたのヘアカラーの色は何?

カラーのお話。近年トレンドカラーとしてアッシュ系のカラーがサロンに増えました。

お客様からのオーダーも「アッシュ系で」っと言われる事が多いです。

 

アッシュの色の特徴は赤味と黄色味を消して、外国人の髪の毛の様な柔らかい雰囲気と透明感のある綺麗な色を叶えてくれます。

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とても良いです!良いんで・・・っ けど!

 

もう普通なんですね。

普通と言えばブラウンですね。ベージュ系のカラーも少し前に出ました。アッシュ系は去年かなり出ました。

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今はこの色味はもう、ベースの色として使われます。

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皆様はどんな時に髪色を変えようと思いますか?

  1. 根元が黒くなってきた。
  2. 退色して明るくなってきた。
  3. 雰囲気を変えたい。

 

お客様の希望の髪色を叶える為にカラー剤は存在します。

美容師はカラーの塗布技術とカラー剤の知識を使って、お客様へアカラーを施します。

この当たり前を本当にちゃんとやっているのか?

何が言いたいかというと。

薬剤に振り回されない美容師になろう。

「新色が出ました!これやりましょう。」

「アッシュが流行っていますのでアッシュ系にしましょう。」

「新しいカラー剤が出たのでやりましょう。」

これってただ新しいカラー剤をお客様で試しているのだけで、お客様へフィッティングが出来てない。次々に出てくる薬剤に振り回されている美容師です。これでは駄目です。

 

キチッ!とお客様の雰囲気、女性像をカウンセリングで把握して、ライフスタイルに合わせたヘアカラーを施す。

明るく出来るのか?出来ないのか?

赤味や黄色味が好きか嫌いか?

どのアッシュが一番似合うのか。

どんな色と色をブレンドするのか。

 

プロフェッショナルな仕事をしましょう。

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お客様はカラーのオーダーが一番難しい。

美容師「どんな色にしますか?」

お客様「うーん・・・艶っぽい感じで。・・?」

本当に難しいのです。ヘアカラーの微妙な色味やニュアンスは美容師には解りますが、お客様へは伝わりにくいです。希望の色より明るいか暗いかくらいしか判断出来ない場合が多いですし、自分のヘアカラーの色を把握してないお客様が多いのも事実です。

 

ヘアカラーはドラックストアで買って、自分で出来る時代、美容室にご来店されてヘアカラーをするお客様の美意識をガッカリさせてはいけません。

美容師が薬剤に振り回されていてはいけないのです。お客様へ向き合ったヘアカラーを施しましょう。

 

美容室リグレッタ
高知市北本町3丁目9番3号
TEL 088ー855ー7553