高知の美容師青木が書くブログ

心に落ちて来るものや、髪の毛、美容に関する事を書くブログです。

青木が好き勝手言うてみるの巻

アシスタントって何?

 

助手 補佐 補助者

簡単な意味はこうです。

美容室でのアシスタントはシャンプーをしたりカラーを塗ったりと、カット以外の技術者の事を言います。

これって、カット出来る様になるまでのカリキュラムがお店ごとに決まっていて全部クリアして晴れてスタイリストになる。この流れは今も普通かもしれませんが、僕はこの流れは無くなると思っています。

昔は「見て習え」「見て技術を盗め」という教育が有りましたが今は違いますよね、

同じステージに立たないとわからない

カットの理論も技術も分からない子が、カットしている姿を見せも「?」何がなんだか解らないけど、同じ様にハサミを持ちカットをしている人が見たら「ふむふむ、そうか。」っとなる。こんな当たり前の事が解らない時がありました。

今は沢山の教育ノウハウがあって、いろいろな方法で教育をしている美容室が多いと思います。美容師一年目の始めから「見て盗め。」なんて言っている美容室は少ないのでは無いでしょうか?

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そもそもアシスタントって仕事はなくて、お客様の髪の毛を触る時点でプロでしょ、美容師なんです。

なのでアシスタントも無くなると思います。これから美容師を志す人は僕達以上の価値観を持って入社して来るわけですから。

じゃあ

スタイリストって何?

って事になりますよね?

美容室では基準として「一人でシャンプー&カット、パーマやカラーリングが出来てお客様を笑顔で帰すことが出来る独り立ちした人」だと思います。

もちろん、人としての成長とか接客、技術を磨くのは当たり前。アシスタント時代にやっていた事はずっとやり続けなければならないと思っています。

自分が今やって無い事を「やれ。」って口にするのは無理だし響かないからです、それよりやって見せた方が早い。

しかし、僕は年下から学ぶ事が多いです。自分より年下で美容雑誌にバンバン載って、後輩が独立して店を持って、先を越されて悔し気持ちもあるけど、「凄いな!」って素直に尊敬する事が多いからです。

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美容師って基準は誰が決める?

 

アシスタントもスタイリストも美容師です、技術のレベルの基準はサロンによって違います、就職して3年目のスタッフがいるとしてもサロンによって出来る事の幅は様々です。シャンプーしか出来ないから美容師じゃないのか?

立派な 美容師です!

シャンプーしか出来ないならシャンプーのプロとして、お客様の髪の毛と頭皮に合うシャンプーを選択して、頭の丸みを手で感じて気持ちの良いシャンプーを適切な時間で終了する。

スタイリストのカットの時間もアシスタントがするシャンプーの時間も、お客様のサロンで過ごした時間であり、代金を頂く価値のあるものです。

美容師って基準を決めるのはお客様だと思われますが、それは違います。

すでにお客様に選ばれる美容室の美容師

だからです。

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プライドを持って「いらっしゃいませ。」と言ってお客様をお迎えしましょう。

 

 

美容室リグレッタ
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